スピーキング力をアップさせる方法【英語教材】

英語のスピーキング力をアップさせるには、聴くだけでなく、自分の口で考えた英語を発する練習が必要です。

前回の記事では英会話教室について書きました。

 

英会話教室は実際にネイティブ、またはネイティブと同じくらい英語を話せる日本人と会話練習ができるので、実践練習をすることができます。

しかし、英会話教室は先生の当たりはずれが大きいのも事実。

高いお金を払っても全く上達しなければ無駄になってしまいます。

 

最近は独学でできる英語教材にも良いものが増えてきました。

 

聞くだけ学習はスピードラーニングが有名ですが、「ネイティブイングリッシュ」や七田式の「7+English」も最近では人気があります。

これらの教材は「毎日○分聞くだけで自然と英語が話せるようになる!」とうたっているのですが、やはり聞くだけで英語を話せるようになるのはほぼ難しいです。

 

なぜなら、実際の会話では相手がどんな反応をするのか、どんな発言をするのかが分からないからです。

よって、英語教材を使って独学で勉強するなら、自分で考える実践トレーニングがしっかりできるものを選ぶのがポイントです。

 

おすすめなのは「プライムイングリッシュ」です。

プライムイングリッシュは聞き流しの教材ではなく、リスニングと同じくらいスピーキングの練習に力を入れた教材です。

 

1つのテーマの中でリスニングとスピーキングの練習が行われるのですが、最後に「なりきりトーキング」というものがあり、登場人物の一人になって役を演じます。

相手の話す英語もネイティブのスピードそのまま、そして、自分が話す部分のポーズ(確保された時間)もネイティブが話すスピード分しかありません。

 

これをテキストを見ずに実際やってみると、すごく難しいことが分かります。

  • 相手が自分の発言を待っているプレッシャー
  • 言いたいことを短い時間で英語で考えなければならない焦り
  • 自分が発言したらまたすぐに相手の発言があり、それに答えなければならない緊張感

これらをすべて体感することができます。

 

もちろん、テキストには答えが書いてあるので見ながらだと簡単にできるのですが、

おすすめの方法としては、テキストを見ないで自分なりの答えを考えることです。

間に合わなくても大したことを言えなくても良いんです。

自分で考えて発言することが重要です。

 

繰り返しその練習をしていると、暗記したフレーズをそのまま言おうとするのではなく、頭の中にインプットされた単語やフレーズを自分で引き出す力がついてきます。

私はこのやり方でかなりスピーキング力がアップしました。

 

プライムイングリッシュは「音声変化学習法」という独自のプログラムを用いており、

ネイティブが英語を発音するときに単語がつながったり、子音が省略されたりするルールを学ぶことができます。

この音声変化のルールを学び、音に耳が慣れることで聞き取りがものすごく楽になるだけでなく、自分の発音も良くなります。

 

ネイティブの発音そのままでスロー音声を聞くことができ、自分も音声変化した英語を話す練習もできます。

英語の発音や発言に自信が持てるようになると、ネイティブの人を目の前にしても臆せず話せるようになり、英語を話す場が楽しくなりますよ。

 

プライムイングリッシュは海外ドラマのようなストーリーになっているので、楽しく勉強をつづけることができます。

英語教材というと堅いイメージがありますが、プライムイングリッシュは本当に楽しいです。

海外ドラマ好きの女性(もちろん男性にも)ピッタリの教材です。

 

プライムイングリッシュの口コミ評判や、実際の効果など、詳しいレビューはこちらがおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

スピーキング力をアップさせる方法【英会話スクール】

英語のスピーキング力をアップさせるには、「自分で考え自分で話す」ということが超重要です。

 

「聴くだけで英語が話せるようになる」という聞き流し教材はたくさんあります。

確かにリスニング力はかなりアップするし、海外旅行時のように、教材の内容と全く同じシチュエーションであれば、覚えたフレーズは話せるようになるでしょう。

でも、会話とは予期せぬ相手の反応、予期せぬ質問のオンパレードです。

フレーズを覚えているだけでは応用がきかず、決まったフレーズしか話せなくなってしまいます。

 

日常生活の中に「自分で考えた英語を誰かに話す」機会がない場合は、自ら作り出す必要があります。

一番簡単に話す相手を見つけられるが英会話教室ですね。

昔は月謝が高額な英会話教室がほとんどでしたが、最近では低価格で学べる教室が増えてきています。

 

通学よりもオンラインレッスンの方が主流になってきていますね。

オンラインレッスンの方が緊張度が低く、入りやすい方も多いのではないでしょうか?

 

実際私も、「英語が話せるようになりたい」と思いつつも、英会話教室に通うのが苦手でした。

緊張するというのもありますが、やはり自分の英語に自信が持てないと、話すのが恥ずかしいんですね。


特にグループレッスンではほかの生徒さんにも自分の話す英語を聞かれてしまいます。

そもそも会話とはそういうものだし、英語を習いに来てるのだから当たり前なのですが、誰かに聞かれるのが本当に恥ずかしい。

なので、最初の頃は個人レッスンを選ぶことが多かったです。

 

英会話教室での学習は、本人の頑張り度はもちろんですが、先生の質で本当に効果に差が出てきます。

 

私はいくつかの英会話教室に通いましたが、高いお月謝を払って個人レッスンを選択しても、

先生が半分遊びでやってるような外国の先生で、適当に雑談をして終わりという教室もありました。

 

先生に「なぜここで働いているの?」と聞いたら「Because it's easy, Doremi(私の名前)!」と言っていました。。。

教室自体は大手で素晴らしく見えても、教わる先生が良くなければ何の意味もありませんね。

もちろん、自分で積極的に話、切り開いていくことが重要なのですが、英会話初心者にはそれが本当に難しい。

 

私が今まで通って一番良かったのは、カルチャーセンターの英会話教室でした。

大手の英会話教室より入学金もお月謝も安いし、なにより担任になってくれた先生がものすごく良い先生でした。

大手英会話教室のように高額テキストなどはなく、授業内容はすべて先生が考えるのですが、若いのにすごくしっかり考えてくれて、一生懸命生徒から英語を引き出そうとしてくれました。

 

このカルチャーセンターではグループレッスンでしたが、先生が良かったからか、誰かに自分のつたない英語を聞かれても恥ずかしくなくなり、毎回楽しく授業を受けられるようになりました。

 

生徒20代から50代までいろんな年齢層の方がいましたが、みんな仲良くなって和気あいあいと英語を学べてよかったです。

 

こんなこともあるので、大手英会話教室=質が良い と考えず、いろんな教室に体験に行ってみるのが良いと思います。

とはいえ、実際にしばらく通ってみなければ良し悪しは分からないので難しいところですね。

 

最初に高額な入学金を払ったり、まとめて授業料を払った後などではやめるにやめられません。

その点においても、数回、数ヶ月通ってみて合わない場合は辞めることのできる料金設定の英会話教室から始めてみるのがおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

リスニング力をアップさせるにはどうすればよい?

誰かと英語で話すとき、TOIECなどの英語の試験を受けるときなど、かなりのリスニング力が求められます。

 

私は、リスニングはスピーキングよりは簡単にレベルアップさせることができるものだと考えています。

 

スピードラーニングのような、「聞き流すだけ」のリスニング教材は昔からたくさん発売されていますね。

私も昔、「ドリッピー」というイングリッシュ・アドベンチャーのリスニング教材を友人から譲り受け、毎日聞いていたことがあります。

ドリッピーは物語になっているので、英語を聞きながら物語の展開を楽しめるのですごく良かったです。

ただ、私は聞き流しだけではリスニング力はアップしませんでした。

 

私が最も効果を感じたのは、ラジオ英会話を使ってシャドーイングの練習をすることです。

 

NHKラジオではいろいろな英語の番組が放送されていますね。

今はWebやアプリで同じ日の放送を何度も聞くことができるのでものすごく便利です。

 

その中で、自分のレベルに一番合うと思う番組を選びます。

本屋さんでテキストが売っているので、テキストを用意した方が良いです。


そして、一通り授業を聞いたら、もう一度聞く。

 

2回目はすべてのフレーズや会話をシャドーイングします。

シャドーイングとは、音声を聞いた後、即座に復唱することです。

その文章が終わる前に、少しかぶせて同じことを追いかけながら話すんです。

最初は難しく感じますが、テキストを見ながらだと意外と簡単に行うことができます。

 

これがものすごく効果があります!

  • 耳で聞くだけでなく、自分でも発音すること
  • 自分の発音したフレーズを自分の耳で聞くこと
  • ネイティブの英語と自分の英語を重ねて耳に入れること

これがリスニングアップにつながるコツです。

 

シャドーイングしていると、同じフレーズを聞いたときすんなり聞き取れるようになってきます。

毎日続けていると、初めて聞くフレーズや会話でもかなり聞き取りやすくなっているのを感じるはずです。

 

なぜラジオ英会話が良いかというと、番組が15分~20分とちょうど良い長さで続けやすいし、テキスト代だけで費用が安く抑えられるからです。

毎月テーマが変わって、番組がどんどん更新されていくのも良い点ですね。

 

フレーズ集や試験用の問題集でもCDがあれば、シャドーイングしてみるとよいと思います。

 

すぐには効果が出ませんので、毎日コツコツ続けることが大切です。

 

勉強してもリスニング力が上がらないんだよなぁ・・と悩んでいるなら、是非試してみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TOEICで高得点が取れれば、英語が話せるようになるの?

私は昔から英語の勉強が好きで、英検やTOEICをたくさん受けてきました。

TOEICのスコアは850点あります。

英語力を図るにはTOEICの点数が基準になりますよね。

履歴書の資格欄にもかけるし、会社によってはTOEICの点数で資格手当が出るところもあります。

私の働いている会社もまさにそうで、

TOEICの点数が高ければ高いほど、毎月の手当額が変わってきます。

 

TOEICのスコアがまあまあ良いと「英語が話せる」と思われがちですが、

TOEICと英会話は全くの別物です。

事実、私は英語があまり話せません。

確かにリスニング力はかなり鍛えてきたので、聞き取る力はある方だと思いますが、

日本語での会話のように、相手の言われたことに対して的確な答えを英語で話す、ということができません。

 

TOEICは「TOEIC用勉強」をすれば、かなり高得点を狙うことができます。

もちろんリスニング力もリーディング力も簡単にはアップしないのでかなりの訓練が必要ですが、

英会話はちがい、自分一人で完結するものなので英語が話せなくてもどんどんレベルアップすることが可能です。


試験でどんどん高得点を狙うのは楽しいもので、私は一時期TOEICの勉強にすごく燃えていました。

突き詰めて勉強をすると楽しいですよ。

 

英語を話せることとは別であるとしても、TOEICは様々な場面で英語力の判断材料になるので、

高得点を取っておいて損はないと思います。

 

実際、就職試験や英語のボランティアの募集要項としても「TOEICの点数○○点以上」という条件が書かれていたりします。

 

ただ、自己満足で終わらせないためには、TOEICの点数だけでなく、会話力を磨く努力もすること大切です。

会話力は会話をすることでしかアップさせることができません。

つまり、英会話教室のように「英語が話せる相手」を作って自ら話す機会を増やすか、

そのシミュレーションがしっかりできる教材を使って独学で学ぶのが良いでしょう。

 

最近は、格安で授業が受けられる英会話教室も増えてきているので、体験授業などに一度参加してみるのも良いと思います。

 

 

 

英語力をアップさせるには何から始めればよい?

子供の習い事、大人の習い事ランキングでいつも上位を占めるのが英語・英会話ですよね。

 

英語を話せるとホントに世界が広がるし、仕事にもつながる。

1つの武器として、これからの時代は「話せて当たり前」という風潮が広がるほど重要なものです。

 

でも、日常に英語を使う環境がない中で、英会話力を身に付けるのは本当に大変です。

 

幼児や学生でもインターナショナルスクールにでも通わない限り、英語がペラペラになるのは至難の業。

大人はもっと難しいですよね。

 

このブログでは、どうすれば英語力・英会話力を少しでもアップできるかを検証していきます。

 

2020年に東京オリンピックを控え、ますます英語力をアップさせたい人が増えているそうです。

 

東京オリンピックでは、80,000人ものボランティアを募集しており、2002年4月1日以前に生まれた方ならだれでも応募できます。

 

「積極的に応募していただきたい方」の条件の中に、「英語やその他言語のスキルを活かしたい方」いう小目があります。

 

オリンピックを通じていろいろな国の方と交流し、新しい経験をして英語力もアップできたら素敵ですよね。

そのためには少しでも英語力のレベルを上げていくと良いと思います。

 

英会話教室に通うのが良いのか?

英語教材を使って独学で勉強するのが良いのか?

はたまた外国人の彼・彼女を見つけるのが近道か?

 

いろんな方法を探っていきたいと思います!