TOEICで高得点が取れれば、英語が話せるようになるの?
私は昔から英語の勉強が好きで、英検やTOEICをたくさん受けてきました。
TOEICのスコアは850点あります。
英語力を図るにはTOEICの点数が基準になりますよね。
履歴書の資格欄にもかけるし、会社によってはTOEICの点数で資格手当が出るところもあります。
私の働いている会社もまさにそうで、
TOEICの点数が高ければ高いほど、毎月の手当額が変わってきます。
TOEICのスコアがまあまあ良いと「英語が話せる」と思われがちですが、
TOEICと英会話は全くの別物です。
事実、私は英語があまり話せません。
確かにリスニング力はかなり鍛えてきたので、聞き取る力はある方だと思いますが、
日本語での会話のように、相手の言われたことに対して的確な答えを英語で話す、ということができません。
TOEICは「TOEIC用勉強」をすれば、かなり高得点を狙うことができます。
もちろんリスニング力もリーディング力も簡単にはアップしないのでかなりの訓練が必要ですが、
英会話はちがい、自分一人で完結するものなので英語が話せなくてもどんどんレベルアップすることが可能です。
試験でどんどん高得点を狙うのは楽しいもので、私は一時期TOEICの勉強にすごく燃えていました。
突き詰めて勉強をすると楽しいですよ。
英語を話せることとは別であるとしても、TOEICは様々な場面で英語力の判断材料になるので、
高得点を取っておいて損はないと思います。
実際、就職試験や英語のボランティアの募集要項としても「TOEICの点数○○点以上」という条件が書かれていたりします。
ただ、自己満足で終わらせないためには、TOEICの点数だけでなく、会話力を磨く努力もすること大切です。
会話力は会話をすることでしかアップさせることができません。
つまり、英会話教室のように「英語が話せる相手」を作って自ら話す機会を増やすか、
そのシミュレーションがしっかりできる教材を使って独学で学ぶのが良いでしょう。
最近は、格安で授業が受けられる英会話教室も増えてきているので、体験授業などに一度参加してみるのも良いと思います。